昨夜、ノルマンディー上陸作戦をNHKで拝見しました。
プライベート•ライアンの地獄の戦場は今でもトラウマですが、モノクロの現実もなかなか胸に迫るものがあります。
重たい荷物背負って、海岸まで100メートル、瞬間瞬間に飛び交う無数の銃弾と死んで波に流される仲間たち、海岸についても障害物やトーチカで思うようには進めない。血の色に染まっていく海。
それでも、人含めた物量で攻める姿勢に人の心はないのか?と。
戦時下において、人命はあくまでも無数のチェス駒だったかもしれないし、そうでないと、背後のフランス市民の犠牲<兵士の犠牲を天秤にはかけられなかっただろうな~と思いつつも、悲惨の一言に尽きる。
『一般市民の被害』に関して
第一次、第二次は情報統制していて、手の内を晒さない為に、国益の為に秘匿していた。戦後になってから声が上がっていった印象が私的にあります。
ニュース番組も海外に支局あったり、ワールドニュースがある、また当事者が動画配信している近年は、より視聴者との距離が縮まっているな、と。
戦場になった町のリアルが訴えるものがあるから、本格的な戦地となったところの映像は、コンプライアンスやリスク面で流れてこなくなったのかな……と思います。例えば、ウクライナとか。
春になって動きやすくなったから大規模攻勢に入る。ウクライナ敗戦を危惧と幾つもあるけれど、イスラエルの町にリアルタイムでミサイルが降る場面あり、第五次中東戦争開戦なるか?の新鮮なニュースの方が飛び付くものがあるのか、と。
(いつまで、この円安の最中で一平さんのニュースやるんですかね?)
怨嗟の炎はいつまででも燃え上がるもの、復讐は繰り返されるもの。
優秀な仲介者がいれば、頭を冷やせるでしょうが、誰が担えるのか。
世界から見放されたと、ゼレンスキーさんはじめウクライナの方々が心の底から感じられた時、また新しい戦火の種が生まれるような気がしてなりません。